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| ●第1ヒート |
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| 移り気な天気を切り裂いて快走の川西が初勝利を獲得 |
タイムトライアルで一番時計をマークしたのは、今季初ポール獲得の近藤翼(18)。2番グリッドには久富圭(15)が並んだ。ポイントリーダーの立石燎汰(14)は3番グリッド。飛躍の気配を見せる山田真之亮(14)が4番グリッドに続く。
決勝は13周。路面はドライ、タイヤは全車スリックだ。ローリングが始まる頃、晴れていた空からはらはらと雨粒が。レースが始まると雨はいったん止むが、終盤にまた降り始め、さらに勢いを強める。勝敗の行方を左右したのは、この予測不可能なコンディション変化への対応だった。
1周目をトップで終えたのは立石。その背後には近藤、久富、さらに1ポジションアップの川西大樹(16)が連なって、4台1列のトップグループを形成する。立石は近藤とのオーバーテイクを繰り返しながら戦況をリードしていったが、一度は湿ったコースが乾き始めるにつれてペースが鈍り、やがて順位を下げていった。
うつろうコンディションの中、快調な走りを見せたのは川西だった。4周目に3番手、7周目に2番手へ浮上。そして8周目、近藤との3度の順位交代劇を制してトップに立った。すると終盤、再び雨が。川西の背中を追う立場となった近藤は、「セッティングの関係で、雨が強くなってから川西君に着いていけなくなった」と、この局面を振り返る。
一方、「セッティングは後半に合わせてあった。難しいコンディションだったけれど、雨が降った時は気持ちを切り替えて、焦りを振り払いました」という川西は、背後の近藤と久富をじわじわ引き離していく。チェッカーは川西の頭上に舞った。待望の初優勝だ。
悔しい2位の近藤に続き、「チームや家族の協力でスランプを脱出できました」という久富が今季最上位の3位でゴール。西林数貴(20)と立石の戦いは、両者横並びのバトルで西林がスピン、立石が4位となった。
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| 表彰式 |
優勝:川西大樹 |
2位:近藤翼 |
3位:久富圭 |
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| ●第2ヒート |
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逃げる山田を最後に逆転川西が2連勝を飾る
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シリーズ終盤戦を迎え、M4サーカスからは新たなヒーローが次々と出現する。第8戦のタイムトライアルでは、山田真之亮(14)が初ポール獲得だ。セカンドグリッドは山崎雄一(15)。グリッド2列目には増田耕大(18)と、第7戦のウィナー川西大樹(16)が並ぶ。
13周の決勝は、またもスタート直後に細かい雨が降り始め、徐々に勢いを強めるやっかいなコンディションとなった。山田は先頭の位置をキープしたままスタートすると、2番手に上がった増田にややリードを広げてオープニングラップを戻ってきた。山崎は1周目を3番手で終えたが、移り変わる路面状況に手を焼いたかペースが上がらず、やがて中段グループに埋もれていった。
3周目、増田をかわして山田追撃を引きついたのが川西。一度は4番手まで下がるもののすぐ2番手に復帰して、コンマ5秒ほど前を行く山田のテールを冷静に追い続ける。APGの経験が少ない増田は、濡れたコースに苦戦を強いられて後退。代わって近藤が3番手に上がったが、川西を抜くまでには至らず、中盤を過ぎると前2台から遅れていった。
終盤戦は、逃げる山田を川西ひとりが追う展開。ラスト3周、両者の差が詰まり始めた。最終ラップ、勢いに乗る川西はついに山田のテールを捕らえ、12コーナーでパス。ついに先頭が入れ替わった。山田も粘りを見せて最終コーナーで川西のインを刺し、サイド・バイ・サイドの戦いまで持ち込んだが、再逆転にはあと一歩及ばず。レースは川西のドラマチックな2連勝で幕を閉じた。「後ろから見ていたら(山田が)小さなミスをしているのが分かったから、逆転できると信じて走りました」と、川西は満面の笑顔だ。一方、山田は自己最上位を喜びながらも、「後ろにいるとは思わなかった。やっぱり優勝したかったですね」と悔しさ半分の結果だ。近藤は3位で連続表彰台に。立石燎汰(14)は6位に終わるも、東地域のチャンピオンを手に入れた。
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| 表彰式 |
優勝:川西大樹 |
2位:山田真之亮 |
3位:近藤翼 |
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